バトン、「いつもと違うアプローチが求められる」 — 【イタリアGP プレビュー】
マクラーレン・メルセデス【イタリアGP プレビュー】
◆ジェンソン・バトン
「どのレーシング・ドライバーもモンツァを楽しみにしてるんじゃないかな。世界最高レベルのサーキットの一つだし、たぶん、レイアウトがユニークだったり、雰囲気や空気感が毎年特別な場所にしてるんだろうね。ここに飽きるなんて絶対にないね」。
「モンツァのピットを出て走り出すのはいつもクールだよ。ほかのほとんどのサーキットで高いダウンフォース・レベルで走るからそれに慣れてから、まるで上限がないみたいにスピードをどんどん上げていくときはクレイジーに感じるね。それに、ERS(エネルギー回生装置)とDRS(可変リヤウイング)でモンツァで特別なレースができそうだよ」。
「ここは高速サーキットで、カレンダーにあるほかのサーキットとは違ったドライビング・アプローチが求められるんだ。低いダウンフォース・レベルで走るから、ブレーキングと加速がもっとトリッキーな状態になる。へヴィ・ブレーキングのときは、一貫してマシンがコントロ-ルから抜け出そうとするからね。同時に、スロットルを下げようとすると、マシンは不安定になって、リヤが暴れちゃうんだ。面白いチャレンジだよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:McLAREN MERCEDES