ハミルトン、スタートの失敗を取り返す5勝目!!
2014F1GP第13戦、伝統の高速モンツァのイタリアGPは、ルイス・ハミルトン+メルセデスが今期5勝目を飾った。
2位にニコ・ロズベルグ+メルセデスが入ってメルセデスが1-2、ウィリアムズに移籍以来初めてフェリペ・マッサが3位表彰台を手にした。
今シーズン7度目のメルセデス1-2となったが、二人の争いは、起伏に富んだものだった。まず、ポール・ポジョンのハミルトンがスタートを失敗して4位に後退、2番グリッドのロズベルグ+メルセデスが先行してレースが進んだが、ロズベルグはレース中に、1コーナーを二度オーバーラン、二度目は、順位を挽回して背後に迫ったハミルトンに交わされ、そこで勝負が決まった。
下位でも激しいバトルが展開、3位の位置からスタートしたボッタス+ウィリアムズもスタートで大きく遅れたが挽回、逆にスタートを上手く決めたマッサが表彰台を射止めた。
レッドブルの2台の争いも見応えがあった。週末を順調に進めていた4年連続チャンピオンのフェッテルを残り2周の最後の土壇場にリカルドが逆転、レッドブルはメルセデス、ウィリアムズの2台ずつに続く5位と6位でレースを終えた。
地元での活躍が期待されたフェラーリは、アロンソが電気系統のトラブルで消え、ライコネン+フェラーリが10位に入るのがやっとだった。
小林可夢偉+ケータハムは、17番手でキッチリと完走し、ライバルのビアンキ+マルーシアに後塵を浴びせた。
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team