ロズベルグ、大逆転ポール!!—ブラジルGP予選
路面を再舗装して新装なったインテルラゴス・サーキットで行なわれたブラジルGP予選で、ロズベルグ+メルセデスが、ハミルトン+メルセデスとのタイム合戦の末に逆転して、ポールポジョンを決めた。
ニコ・ロズベルグはこの結果、今年10回目のポール・ポジションとし、今年から制定された年間最多ポール・ポジションに授与される”ポールポジョン・トロフィー”を獲得した。
トップ10を競うQ3の二度目のアタックは、白熱した闘いになった。ロズベルグ+メルセデスが1回目のアタックで記録したタイムを、ハミルトン+メルセデスが1分10秒056で逆転。そのタイムを終了ギリギリのタイミングでロズベルグ+メルセデスが1分10秒023に縮めてさらに僅差の逆転。
ハミルトンは、”ターン10でミスした。ポール・ポジションは逸したが、レースでは違うスペクタクルが待っているはず”と激しい闘いを振り返った。
3位には地元ブラジルのフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が食い込み、観客の大歓声を浴びた。1分10秒247は、コースが短く、それに比例して差は小さくなるとはいえ、最強メルセデスに迫る好タイムだった
バトン+マクラーレンの5番手と、フェッテル+レッドブルの6番手も、今シーズンの流れを変える結果だった。
明日のレースは、雨の予報の中で、現地13時(日本時間翌10日02時01時)にスタート、71周で行なわれる。
◆2014F1GP第18戦ブラジルGPトップ10
1. ロズベルグ+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. マッサ+ウィリアムズ
4. ボッタス+ウィリアムズ
5. バトン+マクラーレン
6. フェッテル+レッドブル
7. マグヌッセン+マクラーレン
8. アロンソ+フェラーリ
9. リカルド+レッドブル
10. ライコネン+フェラーリ
[STINGER]山口正己
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team