ロズベルグ、週末完全制覇!!

2014 F1GP第18戦ブラジルGPは、サンパウロのオートドロモ・ホセ・カルロス・パチェで決勝レースを行ない、ポール・ポジョンのニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が逃げきった。ロズベルグは、金曜日のフリー走行1から、全セッションをトップでこなした、最良の週末となった。
ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は71周レースの25周目、ロズベルグのタイヤ交換のタイミングでプッシュしてスピンを喫したが、それを挽回して終盤を盛り上げた。
メルセデスの1-2フィニッシュは、今期11度目。これは、最強伝説として歴史に残る1988年のマクラーレン・ホンダでアイルトン・セナとアラン・プロストが樹立した年間10勝を上回る新記録となった。
ロズベルグは25点を加えてトータルを317点とし、18点を加えて334点のハミルトンと17点差で最終戦を迎えることになった。最終戦では得点が2倍与えられるが、ハミルトンは、ロズベルグが優勝(50点)しても2位(36点)でタイトルが決まる。
3位には、地元ブラジルのフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が入った。最初のピットインでピットロードのスピード違反による5秒ペナルティを克服して、観客席から怒号のような大歓声を受けながらチェッカードフラッグを受けた。
4位にジェンソン・バトン(マクラーレン)が食い込み、フェラーリの2台を押さえ込んだ。
次のレースは最終戦アブダビGP。11月23日、ヤス・マリーナ・サーキットで、2014年のタイトルマッチとして決勝レースを行なう。
◆2014F1GP第18戦ブラジルGPトップ10
1. ロズベルグ+メルセデスAMG
2. ハミルトン+メルセデスAMG
3. マッサ+ウィリアムズ
4. バトン+マクラーレン
5. フェッテル+レッドブル
6. アロンソ+フェラーリ
7. ライコネン+フェラーリ
8. フルケンベルグ+フォース・インディア
9. マグヌッセン+マクラーレン
10. ボッタス+ウィリアムズ
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team




