マルーシア、最終戦の出場を断念
この24時間でアブダビへ向かう努力はしたものの、上手く行かなかったとチルトン。
マルーシア・F1・チームは、最終戦のアブダビGP参戦を断念したようだ。
マルーシアのドライバーを務めるマックス・チルトンは19日(水)、アブダビへ向けてハードワークをこなしていたものの、それが失敗に終わったことを自身の公式ツイッター・アカウントで明らかにした。
Devastated for everyone involved at Marussia in the past 24 hours that the hard work trying to get to Abu Dhabi didn’t work out as we hoped.
— Max Chilton (@maxchilton) 2014, 11月 19
「この24時間、アブダビへ向かうためにハードワークをこなしてきたけど、それが僕らが期待したように上手く行かなくて、マルーシアに関係する誰にとってもすごくショックだよ」。
ライバルのケータハム・F1・チームと同じく、マルーシアも財政難で母国GPのロシアGP以降、アメリカGPとブラジルGPの欠場を許可され、最終戦での復帰を目指したが、ふたたびグリッドに着けることになったケータハムに続くことはできなかった。
また、同じ19日、チルトンのチームメイトで、10月5日(日)におこなわれた日本GPで起きたクラッシュにより三重県立総合医療センターに入院していたジュール・ビアンキは、現在も意識不明の状態は続いているものの、自分で呼吸ができるまで回復し、飛行機で母国のフランスへ帰国した。現在はフランスにあるニース中央大学病院の集中治療室で治療を続けている。
Photo by Marussia F1 Team