アブダビGPは2ストップが王道?!
全チームに、タイヤを1社供給するピレリが予選後に行なった予測では、アブダビGPのタイヤ交換は、2回がメインになる。
◆ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンのメルセデスがフロントローを独占したが、これはシーズン12回目の新記録。
◆これまで、ポールポジョンから優勝した例は、2010年のフェッテル+レッドブルだけ。2番グリッドからの優勝は3回。
◆タイヤ交換の基本は2ストップだが、3ストップも視野に入る。
◆最速戦略:
※2ストップの場合。
スーパーソフトでスタート。8周、31周でソフトに交換。
※3ストップの場合。
スーパーソフトでスタート。7周、23周、39周でソフトに交換。
・・・・渋滞に捕まらない限り、305.355kmの決勝で、最速の2 ストップ戦略より2秒弱の遅れで済む。セーフティ・カー導入率は40%なので、戦略上の主要な要素にはならない。
◆メルセデスを含む上位陣が、通過すればいいだけのはずのQ1からスーパーソフトを使ったのは、レースのメインタイヤが、1秒ほどスピードには劣るけれど、耐久性が安心できる柔らかい方のソフトタイヤになり、それを決勝に温存したかったため。
◆レースは、アブダビの17時(日本時間22時)にスタートして、55周で行なわれる。
[STINGER]
Photo by Ferrari S.p.A / FOTO STUDIO COLOMBO