ヘレス･テスト最終日のトップタイムはライコネン
ヘレスは4日連続はフェラーリ勢が1-2のタイムを記録。
1日（日）〜4日（水）にスペインにあるヘレス･サーキットでおこなわれている2015年最初のプレシーズン･テスト4日目にして最終日となった4日のトップタイムは、キミ･ライコネンが駆るスクーデリア･フェラーリ「SF15-T」が記録した。
2位はザウバー･F1･チームの「C34」を駆るマーカス･エリクソンと、フェラーリのパワーユニットを搭載するマシンが4日連続で1-2を記録した。3位はメルセデスAMG･ペトロナス･フォーミュラ･ワン･チームのルイス･ハミルトンが駆る「F1 W06」が記録した。
これまでの3日間、157周、91周、151周ともっとも多くの周回数を重ねてきたメルセデスは、最終日も117周を記録し、4日連続で参加した8チーム中でトップの周回数となった。
また、初日と2日目はそれぞれ6周,3日目は32周を走行したマクラーレン･ホンダの今季型マシン「MP4-30」はジェンソン･バトンが走らせ、4日間でもっとも多い35周を記録したものの、午前中はエンジンのトラブル、午後は燃料ポンプの問題により中断を余儀なくされ、周回数をそれ以上伸ばすことができず、4日間で合計79周となった。
今回のテストはサハラ･フォース･インディア･フォーミュラ ワン･チーム、ケータハム、マノー（マルーシア）を除いた8チームがテストに参加した。
次回のテストは2月19日（木）〜22日（日）の4日間、スペイン-バルセロナにあるカタルーニャ･サーキットでおこなわれるバルセロナ･テストで、F.インディアは次回のテストから「VJM08」を投入する予定となっている。
■ヘレス･テスト – 最終日 結果
1. キミ･ライコネン / フェラーリ / 1:20.841 / 106周
2. マーカス･エリクソン / ザウバー / 1:22.019 / 112周
3. ルイス･ハミルトン / メルセデス / 1:22.172 / 117周
4. マックス･フェルスタッペン / トロロッソ / 1:22.553 / 97周
5. フェリペ･マッサ / ウィリアムズ / 1:23.116 / 73周
6. ロメイン･グロジャン / ロータス / 1:1:23.802 / 53周
7. ダニール･クビアト / レッドブル / 1:23.975 / 64周
8. ジェンソン･バトン / マクラーレン / 1:27.660 / 35周
※参考タイム：
1.21.545（3日目にナッセが記録した最速タイム）
1.20.984（2日目にフェッテルが記録した最速タイム）
1:22.620（初日にフェッテルが記録した最速タイム）
1:23.276（昨年のヘレス･テストでマグヌッセンが記録した最速タイム）
■関連記事
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA
