F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「1年のこのタイミングは、ドライバーとして何に期待していいかわからないんだ。レースに戻ることは大事だけど、同時に、新しいシーズンがどうなっていくのかは絶対に分からないしね。テストからは、マシンがいいのか悪いのかに関する基本的な知識を得られるけど、そこから先はみんな未知数だからね。チームは冬のあいだに信じられないぐらいのハードワークをこなしてくれてるし、メルボルンに向かう前に、ファクトリーのみんなに会って来たのは素晴らしいことだったよ。彼らがしてくれたすべてに深く感謝してるし、その気持ちをトラックで最高のカタチにして示したいね。去年、僕らはチームとして最高のシーズンを過ごしたし、もちろん今年もそうしたい。ただ、ライバルたちは僕らを追うことをやめないからね。戦いはきっと接戦になるし、ポジションをかけて闘うエキサイティングなレースになると思う。そうなれば素晴らしいよ。それは僕が大好きなことだし、ファンが見たいものだからね。フィールドにはいいドライバーがたくさんいるし、彼ら全員が勝ちたがってる。彼ら以上に強くそう思わないとね。新鮮な気持ちだし、体調もよくてリラックスもしてるし、ポジティブな感触があるよ。準備はできてると感じてる。ドライバーとして、これまでのどのシーズンよりも強くなってると思うし、昨年のさらに上を目指すよ」。

【翻訳：STINGER】