リカルド、「マシンはまるでサウナ」 — 【マレーシアGP プレビュー】
インフィニティ・レッドブル・レーシング【マレーシアGP プレビュー / コメント】
◆ダニエル・リカルド
Q.マレーシアに向けてどんな気分?
ダニエル・リカルド(以下、リカルド):気分はいい感じだよ。僕らはたくさんのことを改善させないといけないのは分かってるし、そのいくつかをマレーシアで達成できるって、楽観的に構えてる。それがもう少しパフォーマンスを高めてくれるハズだよ。今はとにかくドライブできるのを待ってるところだけど、大丈夫。シーズンはスタートしたし、もしも誰かに最初のレースで心配事があったとしても、それはすべて取り除くことができると思ってるし、マレーシアではみんなもっとスムーズに走れるはずだよ。
Q.セパンでお気に入りのオーバーテイク・ポイントは?
リカルド:基本的には2つのストレートの先にあるコーナーだから、ターン1と最後のコーナー(ターン15)だね。その2つ以外はターン9のヘアピンかな。あれはなかなかだよ!
Q.ストレートでオーバーテイクするための最高のアプローチは?
リカルド:最初のストレートで相手をパスするなら最終コーナーだけど、彼らも間違いなく抜き返しを狙ってくる。そこもチャンスがあれば攻めたいところの一つだけど、(もしも自分が相手よりも前にいた場合)100m先で相手はいつでもDRS(可変リヤウイング)を使って抜き返えしてくることも忘れちゃいけないよ。
Q.セパンでは暴風雨に襲われることもあります。ウェットのレースで一番大事なことは?
リカルド:ウェットでのレースは、ちょっと愛と憎が入り混じった関係みたいに思ってる。いきなりレインマスターになってすごくいいレースができるときもあれば、とにかく上手く行かないときもある。視覚はすごく悪くなるし、マシンはコントロ-ルがもっと難しくなるけど、僕は基本的にすごくいいチャレンジだと思ってるよ。もしもレイン・コンディションをマスターできれば、すごい満足感を味わえると思うよ。
Q.マシンの中で暑さを克服する最高の方法は?
リカルド:一度マシンに乗っちゃうとすごく難しいね。マシンに乗る前に準備しておくんだ。水分補給は本当にすごく重要で、それでカラダを冷やし続けることができるよ。水分を含めば含むほど、熱を逃がすことができるからね。それから、イベントの前に耐熱トレーニングをして、熱さを感じないようにしておくことかな。ただ、一度マシンに乗っちゃうとサウナみたいな感じだし、もう出られないよ。
【翻訳:STINGER】
ドライバー顔写真:Infiniti Red Bull Racing /Michael Muller / Red Bull Content Pool