F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「マレーシアは僕にとって特別な場所なんだ。F1で初めてポディウムに乗った場所だし、2012年のベストレースの一つだったから、このサーキットにはいつもいい思い出があるね。トラックはすごく楽しいし、3つのセクターにはそれぞれ特徴があってね。トラックは体力的に厳しいけど、同時にテクニカルなパートもいくつかある。ラップの最後にはロング･ストレートがあるし、そこはオーバーテイクのチャンスが生まれやすい場所だね」。

「天気はいつもイベントを面白くしてくれるよ。突然、暴風雨になるし、それが予想外の戦略とチャンスを生むことになるのはわかってるから、セパンでレースするときはいつもそういうことが頭の片隅にあるね。あの高温多湿さはおおきなチャレンジだけど、ドライバーとしてはそれに備えておかないとね。そういう状況でベストを尽くせるように、プレシーズン、それから毎日トレーナーと一緒にトレーニングしないといけないし、僕は準備できてるよ」。

「メルボルンで初めてのレースをしたあとにレースを再開するのが楽しみだよ。僕らはVJM08のフルポテンシャルについてまだたくさんのことを学んでるし、トラックで毎回活動するたびに、何か新しく改善してるところを見つけてる。僕らはマシンをもっと速くするためにはまだやらないといけないことがあることはわかってるけど、それには時間がかかるってことも承知してる。マシンは本当に期待できそうな感触があるけど、改善が必要だし、もうすぐ使えるいくつかのアップグレードを試すのが楽しみだよ」。

「マレーシアはすごく美しい国だけど、特定の何か好きなものがあるってワケじゃないんだ。レース･ウィークエンドでどこかに行くときはあんまりいろいろ見て回れないけど、たまにいい体験ができることはあるね。クアラルンプールに素晴らしいレストランがたくさんあるって聞いてるし、僕はアジア料理が大好きだから、いくつか試したいね」。