フェッテル+フェラーリ 、フロントローからスタート!!
2015F1GP第2戦のマレーシアGPの予選が、クアラルンプールのセパン・サーキットで行なわれ、ハミルトン+メルセデスがF1通算40回目のポールポジョンを獲得。2番手に、フェラーリに移籍したセバスチャン・フェッテルが食い込み、メルセデスの牙城を崩した。
今年のフェラーリは、レースペースが悪くないことを前日からのフリー走行で示しており、さらにタイヤに優しいマシン特性と言われることで、明日のレースでメルセデスの独走を阻む可能性が出てきた。
予選は、Q2の中盤から土砂降りの雨になり、アタックに出遅れたフェラーリのキミ・ライコネンがQ2落ちの番狂わせが起きた。
強い雨がスケジュールを遅らせ始まった最後の10台で戦われるQ3は、コースの濡れ方が微妙で、浅溝か深溝か、タイヤ選択を悩ませた。しかし、ルイス・ハミルトンは、そうした”雑事”にまったく関係のない駿足を見せ、チャンピオンの貫祿を誇示してポールポジョンを奪った。
ハミルトンに続いたフェラーリのフェッテル は、Q2で真っ先にコースインして雨に備えるなど、流石の対応で予選を進め、鉄壁メルセデスの間に割り込んだ。
驚くべきは、6番手にマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)が食い込んだこと。怖いもの知らずの17歳の今後を楽しみにすると同時に、明日のレースでどんな走りを見せるか注目される。
マクラーレン・ホンダの2台は、金曜日からトラブルフリーで順調にスケジュールをこなしたが、スピードが足らず、フェルナンド・アロンソもジェンソン・バトンも、Q3でノックアウト。今回も、データを集積するための我慢のレースを強いられることになった。
マレーシアGP決勝レースは、明日29日の現地時間15時(日本時間16時)にスタートする。
◆2015F1GP第2戦予選トップ10
1. ハミルトン+メルセデス
2. フェッテル+フェラーリ
3. ロズベルグ+メルセデス
4. リカルド+レッドブル
5. クビアト+レッドブル
6. フェルスタッペン+トロロッソ
7. マッサ+ウィリアムズ
8. グロジャン+ロータス
9. ボッタス+ウィリアムズ
10. エリクソン+ザウバー
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17.バトン+マクラーレン・ホンダ
18.アロンソ+マクラーレン・ホンダ
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Photos by
Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA(フェッテル)
STINGER(パドック)