F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「みんなが言ってることは本当だよ。モナコは毎年、F1カレンダーの中で特に素晴らしいからね。最高のラップのため、それから一貫したラップを走り続けるに、人間とマシンがシンクロするのは本当のテストだね。ここではすごくミスしやすいし、ラップを最大限に活かすには、マシンを全面的に信じて、驚くほどのコントロ－ルと正確さが必要なんだ。ここはオーバーテイクが難しいことは有名だから、予選はすごく重要なんだ。僕らはシーズンの初めから着実にスターティング･ポジションを上げて行ってるから、土曜日はその先を期待したいね」。

「モナコは空力パフォーマンスにあまり頼らない低速サーキットだけど、バランスとドライバビリティは必要だね。前回のレースで僕のマシンに出たバランスの問題を解決できることを期待してるし、モナコで改善を確認しないとね。バルセロナでの期待はずれなレースのあと、マシンから降りるときにはもちろん、簡単にフラストレーションが溜まるよ。もっと上にいけると感じてたときは特にね。堅実な前進ができると信じてるし、だから難しいレースするのは受け入れがたいよ。それでも、そういうレースは忘れて、モナコではいい傾向を続けるチャンスがしっかりあると思ってる」。

「僕はモナコが好きなんだ。2009年には勝ったし、ここで走るっていうのは、想像を絶する気分だよ。モナコは僕のホームGPになったし、僕が住んでるすぐ近くのこの有名なストリートを走るのが余計に特別になったよ。モナコでのレースはものすごいチャレンジだね。ベストな形でコーナーを抜けるために、可能な限り辛抱強く、エイペックスを攻めながらスロットルのバランスを取って、正確なコーナーリングをすることは本物のアートだよ。ミドルセクターのコーナーの流れは、ミラボーからヘアピン、ポルティエに入って行くのは特にトリッキーで、簡単にレーシング･ラインを外れちゃて、壁にぶつかっちゃう。モナコはいつも素晴らしいドラマを生むから、F1カレンダーの中で屈指のグランプリとして、伝説的なページをまた1ページ加えることになるよ」。