リカルド、「壁にキスしてやるといい気分」 — 【カナダGP プレビュー】
インフィニティ・レッドブル・レーシング【カナダGP プレビュー / コメント】
◆ダニエル・リカルド
Q.ダニエル、モントリオールでの勝利は、あなたのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットに対する考えをあまり変えませんでしたね?
ダニエル・リカルド(以下、リカルド):あんまりはね。たぶん、勝ったことで少し好きになったけど、トロロッソで初めて走った最初のラップから大好きだったからね。ピットに戻ってこう言ったのをおぼえてるよ”なんてサーキットなんだ”ってね。どれだけいいサーキットってことに驚かされたよ。インストール(・ラップ)をしただけだったのにね。
Q.もう少し詳しく話してもらえますか、ダン(リカルドの愛称) 。
リカルド:とんでもなく楽しいね。縁石をバネに使って飛びまわれるしね。カート時代に戻った気分になるし、それをすごく強く感じるよ。それが大好きなんだ。それでアグレッシブに攻めることができるし、とにかくコーナーにブラシをかけるように走る。そこにはリスクも多いけど、アドレナリンもすごいからね。(壁から)距離をとっていていいんだったら素晴らしいんだけど、ファンから100,000の熱烈な声援に駆り立てられちゃうからね。あれはとにかくスゴいよ。
Q.壁に関して、リスクとアドバンテージのどちらと判断していますか?
リカルド:それはハッキリしてるよ。安全を取って半秒犠牲にしてキレイに走るか、リスクを冒して少しでも稼ごうと全力で行くかだね。一番(壁に)近いヤツがより速いんだ。壁にキスしてやるとなかなかいい気分。ただ、強くキスし過ぎると、そこでおしまいだけどね!
Q.では、それはいいってことですね?
リカルド:そうだね。
Q.街はどうでしょう?
リカルド:スゴいよ。飲んだり食べたりするには素晴らしいよ。それに、クレセント通りを締め切ってスゴいパーティになるんだけど、それがとにかくクールでね。街全体がレースに夢中だし、グランプリが本当に歓迎されてることを感じられるよ。
【翻訳:STINGER】
ドライバー顔写真:Infiniti Red Bull Racing /Michael Muller / Red Bull Content Pool
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しております。