F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

ダニエル･リカルド（以下、リカルド）：ハンガリーGPには利点がたくさんあるんだ。個人的に、暑くて普段はいい天気になるヨーロッパの夏にレースをすることが大好きだし、それに、夏休み前の最後のレースだから、みんないいムードになる傾向があるね。日曜日の夜にはいつもすごくいいパーティーをやるから、休みに向けてみんな参加して楽しむ傾向にあるね。ブダペストはクールな街だよ。すごくいいレストランとバーがあるし、すごくナイスで熱心なファンたちがいるから、基本的にグランプリをやるには素晴らしいところだね。

リカルド：素晴らしいよ。予選ラップをやるのに素晴らしいトラックだし、シーズンでも最高レベルのひとつだよ。タイトでツイスティでバンピーだし、縁石もかなり使う。だから、燃料が少ない状態で新しいタイヤを履いたラップは限界を責められるし、すごく楽しいよ。ただ、同じ理由でレースはタイトでオーバーテイクがやりづらくなる傾向があるね。

リカルド：去年は僕にとって素晴らしいレースだったよ！ 去年の3勝のうちで間違いなく一番エキサイティングだったね。判断するのは難しいけど、たぶん3つの中でベストなパフォーマンスを発揮できたんじゃないかな。だって、強力なライバルたちをパスしてトップに立ったからね。タイヤもいい状態だったし、チームの素晴らしい戦略もあったけど、フェルナンド（･アロンソ）とルイス（･ハミルトン）は自由にさせてくれるスペースをくれないし、とにかく何とかするしかなかったよ！

リカルド：そう、そうだったよ！レースを勝つのはすごくクールだけど、半ダースもドライバーをパスして勝ち取った勝利っていう事実がそれを余計に特別にしてる。