F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ルイス･ハミルトン（F1 W06 Hybrid/05）

グリッド=1位 / 決勝=6位

「すごくタフなレースだったよ。チームはすべて正しいことをしてくれたし、マシンには間違いなくぺースがあったんだ。とにかくすごくツイてない一日だったよ。これまで経験してきた中で最悪のレースのひとつだと思うし、現時点では何も説明できないよ。僕にできるのは、チームに謝って次のレースで挽回することだけだよ。スタートは理想的ではなかったし、フェラーリの出だしがすごく速くていきなり両サイドから仕掛けられたんだ。そのラップのあとでロックアップしてコースアウトしたときにニコ（･ロズベルグ）とタイトになって、それでダニエル（･リカルド）とのインシデントになったんだ。意図的にじゃないけど、僕のせいだよ。彼はアウトサイドのタイトなライン取りをして、僕はグリップがなくなった。それでコースを離れてアンダーステアになって彼の方に向かっていた。それでドライブスルー･ペナルティをもらったからまた後方に着くことになって、あとは追い上げていくしかなかったよ。そこからは自分に落ち着いて、あきらめるなって言い聞かせないといけなかったし、数ポイントをかけた闘いに戻れたよ。その段階ではマシンのぺースがかなり強力だったのがわかると思うし、週末通してぺースはずっとあったんだ。今日はとにかくミスを犯しすぎたよ。結局はチャンピオンシップ上のポイントのロスは最低限に抑えられたから、夏のあいだはポジティブに考えて、スパで持ち直したいね」。

【翻訳：STINGER】