F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「モンツァは素晴らしい場所だし、ドライバーにとってカレンダーの中で間違いなく最高のレースのひとつで、レースはいつもスリリングだよ。要求されるセットアップもすごく独特で、コーナーのスイートスポットを攻められたときの感じがすごく好きなんだ。へヴィ･ブレーキングしながらマシンをコントロールするのはトリッキーだし、そこから抜けていくときにパワーをダウンさせるから、マシンがすごく不安定になる。神経のレベルを測るスゴいテストだよ」。

「スパはチームにとってすごくタフなレースだったし、特に僕のマシンはストレートで機能面の問題があったからね。それに関して僕らはハードに取り組んできたし、それで前のグループに追いつくチャンスがなくなったけど、モンツァでは再発しないって楽観的に構えてるよ。そうは言ってもモンツァの高速な特性は僕らにとってチャレンジングなものになりそうだよ。ただ、僕らは全力を尽くすし、いつも通り集中し続けてる」。

「僕らにとってのカギは、日曜日の午後にいいバトルをするために、土曜日にマシンを最大限に活かすことだよ。問題があったにもかかわらず、僕らのマシンはスパでバランスがとれてたし、ドライブの感触もよかったんだ。特に予選でね。だから、もっと僕らのマシンの強みに合うサーキットたちが待つフライアウェイ（ヨーロッパ以外のラウンド）に進む前に、モンツァでそれを最大限に活かすことを狙うよ」。