F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「モンツァが好きだし、イタリアは大好きだよ。実際、僕はヨーロッパでのキャリアをスタートさせたとき、サーキットのかなり近くに住んでたんだ。ここでのレースに勝ったことがあるから、確かにいい思い出や特別な感じがするよ。ここにはトラックに応援しに会いに来てくれる友達がたくさんいるし、彼らみんなと楽しめるのはすごくナイスだね。トラックはものすごくユニークだし、もちろんかつてのヒーローたちが闘った場所でレースできるのは素晴らしいね。モンツァは長年通して少ししか変わってない。まだ古いバンクや、公園の木々の中を抜けて行く特性があるし、もちろんファンが素晴らしい雰囲気を醸し出してて、それがグランプリの素晴らしいサウンドトラックになる」。

「今年のモンツァはすごく楽しみだよ。今年の僕らはスピードがあることを示してきたし、モンツァは可能な限りストレートを速く走りたい場所だからね。スパでのパフォーマンスから、僕らのパフォーマンスを確かめるのがすごく楽しみだね」。

「モンツァって聞いて思い浮かぶ言葉はスピードだね。このトラックはとにかく、スタート/フィニッシュ･ラインがあるストレート、それからバック･ストレートをいかに速く走りぬけられるかどうかがすべてだから、速くないといけないんだ。僕らはそこで、シーズンで一番の速さに到達する。重大なポイントのひとつはパラボリカのコーナーだね。いいタイムを出すためにはラップの最後にここを正しくクリアする必要があるし、もしもそこでミスをすれば、次のラップにも影響が出ちゃう。ストレートでダウンフォースが低いセットアップだから、コーナーだと余計に難しいよ。モンツァでもっとも重要な、タフで高速、それに長いコーナーのパラボリカみたいなコーナーだと特にね」。