メルセデスにトラブルの影?
マクラーレン・ホンダが16戦15勝した1988年に、唯一落としたのがモンツァだった。表彰台に、熱狂したティフォージか押し寄せ、ベルガーとアルボレートを、神のように崇め、投げキスを贈った。
7トークンを払って新型になったメルセデス、そのパワーユニットの威力を見せたルイス・ハミルトン。しかし、両雄のニコ・ロズベルグは、トラブルで旧型のPUに積み替え、4番手に沈み、2位と3位がフェラーリ。
ハミルトンは、ロズベルグのトラブルを”心配ない”とコメントしたが、イタリアでは、見えない力が作用するかもしれない。
もしかするとフェラーリは、モンツァを中心にマシンを創っている可能性も否定できない。
1988年、16戦15勝したマクラーレン・ホンダが唯一落としたのはイタリアGP。予選3位と4位からフェラーリが1-2フィニッシュ。この夢の再現を期待して、モンツァはいやが上にも、明日のレースで何かが起きる期待に膨らんでいる。
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