シンガポールGP会場に煙害?!
煙に巻かれたシンガポール市内。サーキットまで徒歩5分の場所でこの状況だが、実際の見た目はもっと酷いという。
今週末に、ナイトレースを行なう2015 F1GP第13戦シンガポールGPの会場が、”煙に巻かれている”、と昨日から地元で報道されている。
毎年、シンガポールGPの時期は、インドネシアの焼畑が原因の火災の煙がシンガポールに押し寄せているが、今年は連年以上に影響が大きく、しばらく外にいるだけで頭が痛くなる、と現地の[STINGER]特派員から報告が入った。
「過去にもこの煙害の不安はありましたが、今年は一番心配な状況です」という。
現在、有害レベルまで空気汚染が進んでおり、視界的にはレースには問題ないと思えるレベルだが、サッカーの試合や市民マラソン大会、学校の屋外での体育の授業が中止になっていることから、シンガポールGPでは、ドライバーの呼吸に問題が出るのではないかと懸念される。
シンガポールGPでレース経験を持ち13日日曜日のオートポリスのスーパーフォーミュラで優勝したばかりの中嶋一貴にこの状況を伝えると、煙害があった場合でも、「特別な防護策はないですね。もし、サッカーが中止になっているのだとすると、F1はできないのではないか」とコメントした。
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