シンガポールの煙害続報–今後は風向き次第
13日月曜日、夜の帳が落ち始めた、ちょうどスタートの時間。レース中のような照明がないため、辺りは暗く、煙っているのが分かる。
インドネシアの焼畠からの煙が流れ込み、街中が煙っているシンガポール。今週末のF1GPへの影響が懸念されている。
シンガポールGP会場のマリナベイ周辺は、むせるような煙が出ており、普段は日本のようにマスクをつける習慣が、病人以外には見かけられないシンガポールの街中で、マスク姿を見かける違和感のある光景が見受けられる。右の写真は、ターン9からターン10の直線区間。コース全体が臭くて煙い。
シンガポールでは、2年前にさらに酷い状況になったことがあるが、それは6月だったためF1には影響がなかった。その時は、日本人学校は休校になっている。
今後については、「風向き次第」という。風向きが変われば、問題は解決するが、微妙な風向きの違いで状況も変わるので予測は難しいという。