マッサ、ブラジルGPの結果が取り消しに
母国GPを最悪のカタチで締めくくったマッサ。
ウィリアムズ・マルティーニ・レーシングのフェリペ・マッサは、母国のブラジルで15日(日)におこなわれたブラジルGP決勝スタート時、タイヤが規定の温度を超えていたとして決勝の結果を取り消されてしまった。
タイヤを供給しているピレリが許可しているスタート時のタイヤの温度上限は110℃だが、マッサの右リヤ・タイヤはその時点で規定から27℃オーバーの137℃にまで達していた。137℃はタイヤ圧に換算すると20.6psiに相当し、スタート時の規定よりも0.1psi上回ってしまうため、ブラジルGPのレース・スチュワードはマッサの結果取り消しの裁定を下した。
マッサの結果取り消しに関係なく、チームは今週末で目標のコンストラクターズ・ランキング3位を確定させたが、チームはスチュワードの裁定に対して、レース後に発行したリリースの中で控訴する構えであることを明らかにしている。
【STINGER】
Photo by WILLIAMS F1 TEAM