発表された「R.S.16」は”ショウカー”
“本物”の「R.S.16」はテストで投入。カラーリングも開幕戦前に変更される予定。
3日(水)に公開されたルノー・スポール・フォーミュラ ワン・チームの「R.S.16」は”ショウカー”であることを、チームのマネージング・ディレクターを務めるシリル・アビテブールが明らかにした。
発表会の記者会見で、アビテブールはマシンの開発状況について次のように語った。
「本日みなさんが目にしたマシンは、正直なところ”ショウカー”だ。マシンは製造中で、火を灯すのは来週になる。テストで使用するマシンが正式なもので、パッケージ、ボディワーク、フロントウイングは改善したものになる。F1ではそれは普通のことだ」。
また、カラーリングも最終的なものではなく、ルノー・スポール・レーシングのジェローム・ストール代表は、3月20日(日)の開幕戦オーストラリアGPの前に変更になることをほのめかしている。
“本物”の「R.S.16」はテストに参加するために必要なFIA(国際自動車連盟)によるクラッシュ・テストをすでに通過済みで、2月22日(月)〜25日(木)にスペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットでおこなわれる、今年新車が初走行するバルセロナ・テスト1に参加する準備は整っている。
【STINGER】
Photo by RENAULT SPORT