フェッテル+フェラーリ驚速!!–バルセロナ合同テスト2日目
2日目もセバスチャン・フェッテルが担当。絶好調だ。
フェラーリが絶好調だ。バルセロナのF1合同テスト2日目には、今年から投入されるハイグリップのウルトラソフト・タイヤを履いて、昨年、ロズベルグ+メルセデスが記録したボールポジションを2秒上回る1分22秒を叩き出した。
◆バルセロナ合同テスト2日目結果(2月23日)
2番手には、こちらもウルトラソフトを履いたリカルド+レッドブルが続いたが、フェッテル+フェラーリは、0.75秒の差がついた。
一方、王者メルセデスは、ニコ・ロズベルグにステアリングを渡され、ウルトラソフトを履くことなく、フェッテル+フェラーリ から2秒以上遅れているが、今日も圧倒的な安定度で172周をこなして余裕でプログラムをこなしている。
ただし、フェッテル+フェラーリ も126周をこなしており、1988年にマクラーレン・ホンダが16戦15勝したときや、2009年のシーズン序盤を圧勝したブロウンGPが、テスト段階で圧倒的な速さを見せていたことを思い出させる順調な仕上がりという観方もあり、残り二日のメルセデスの”反撃”が注目されている。
ボッタス+ウィリアムズも順調にラップを重ね、今年もダークホースのポジションにいることを証明している。
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI