アロンソ、「残るか引退かは2017年を闘ってから決める」
今後を考えるのは新しいレギュレーションで楽しめるかを試してから。
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが引退するかどうかを決めるのは、2017年を闘ってからになりそうだ。
これは、今年からF1カレンダー入りしたヨーロッパGP(6月19日決勝)の舞台となるアゼルバイジャン-バクーにあるバクー市街地サーキットを大使として訪れたアロンソがメディアに対して語ったもの。
F1ドライバーとして最初にバクーのサーキットを訪問したアロンソは、2018年も現役を続けるかどうかは、チームとの契約が満了となり、F1のレギュレーションが大きく変更になる2017年を闘ってから決めるとコメントした。
「僕はチームと2017年まで契約がある。最低でもそれまではチームに留まるよ」。
「2017年はレギュレーションが大きく変わる。マシンはかなり変わって、だいたい今より5秒速くなることになってる。まずは2017年を闘ってみて、そのマシンでどれだけドライブを楽しめるか確かめてみるよ。それからもっとF1に留まるのか離れるかを決めるよ」。
また、現時点で昨年よりもいいポジションに着けているチームの現実的な今年の目標と見通しについては次のように語った。
「今年のゴールはコンスタントにポイントをゲットしていくことだね。僕らは毎レースポイントを稼ぐ必要があるし、それでシーズン後半にはポディウムをかけて闘って行く」。
「僕らは今年のスターティング・ポジションに満足してるけど、僕のチームはライバルたちがみんなかなり手ごわいってことは分かってるから、ハードワークをこなしていく必要があるよ。僕らは去年に比べていいポジションにいるけど、まだ目指してるところにはたどり着いてない。現時点で僕らの強さは十分ではないけど、変えるべきところがどこか把握できてる」。
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Photo by McLaren/LAT Photographic