F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「先週、僕はファクトリーにいたんだ。僕らをこのポジションにもっていくためにハードワークをこなしてくれたみんなの前に立ったわけだけど、彼らには頭が下がるよ。僕はこのチームと4年間やってきたけど、ここまでの成功を収めてきたにもかかわらず、毎シーズンみんなレベルを高めてきてるし、そこはとにかく印象的だね。チームのみんながより高い結果を求めてプッシュし続けてくれてることはわかってるし、それをトラックに出て行って彼らのためにやれるかどうかは僕らドライバー次第だ。みんなから僕にモチベーションについてずっと訊かれてるけど、僕は何のために闘ってるかを知るためには、そういった人々すべてを相手にしないといけない」。

「僕らは一緒に完璧を模索してる。ただ、そのターゲットはいつも変わるものだし、そのためにつねに新しいチャレンジに直面する。近づいてると思ってても、突然後退したりするからね。ちょうど、そこにあるニンジンに手を伸ばそうとすると、ひもがくくりつけられてて誰かが引っ張ってサッと引っ込めちゃうような感じで。それはメンタル的にタフだけど、強制的に強化してあらゆる改善できるところを探すことになるからいいことでもあるね。まだ僕自身も引き出せる部分があるのはわかってる。この2年でそれは証明できたんじゃないかな。毎年競争は激化してるから、僕自身もさらにストレージを増やさないとね」。

「今年は僕ら全員にとってさらにチャレンジングになる要素がいくつかある。無線のルール変更による影響は大きいよ。エンジニアからパフォーマンスに影響するアドバイスやそれを思い出すようなコメントをレース中はもらえなくなるし、これまで以上に色々覚えておかないといけない。それは戦略に関しても当てはまるから、レース中は最新の情報を共有できなくなる」。

「これからメルボルンに向かうし、今回はトラックでどうなるかを占う最初のチャンスになる。始まるのが待ちきれないよ」。