F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「ソチ･アウトドロモは僕らが向かう中でも特に高速な市街地コースだから、ほかの似たような構成のトラックに比べてセットアップの面で似た特性が多くないんだ。新しい会場だし、レースはここまでかなり上手く行ってるね。トラックは広くて高速で、いくつかオーバーテイクのいいチャンスもあって、ストレートの終わりにはちょっと混戦になる低速コーナーもある」。

「アスファルトのグリップはしっかりしてるし、ほかのチームのピットストップやタイヤ戦略の方向性の違いを確かめるのは楽しいね。新しいタイヤ･ルールがスパイスを効かせてバトルがもっとバラエティ豊かになったし、日曜日のレースの最後までポジティブな勢いを続けて僕らのチャンスを最大限に活かすために、（タイヤに関して）上手くやりくりしないとね」。

「ここ数戦は僕らにとってちょっとギャンブルみたいなものだったし、まだ完璧な週末を過ごせてないからね。金曜日と土曜日は期待が持てる結果を残してるけど、日曜日の長いレースでは僕らのぺースを維持するのが余計に難しくてね。マシンの感触はいいし、進んでる方向性も間違いなく正しいけど、改善具合を確かめて、より多くの改善とパワーを得るために、僕らはハードワークをこなしてプッシュを続けないといけない」。

「そうは言っても中国はのレース距離からすると僕らにとってトリッキーなサーキットだってことは分かってたし、終盤はタイヤとぺースにてこずっててね。きっとソチはタイヤのケアの面ではもっとラクなレースになるだろうね。一貫して新しいパーツをマシンに取り付けられてるし、前回のレースでは信頼性の改善を確認できたよ。最初の3戦で僕らはもっといい結果を残すのに相応しかったハズだって言うのは簡単だけど、ポイントをゲットするために僕らは（金土日の）3日間通してすべての要素をまとめる必要があるよ」。