F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

グリッド=3位 / 決勝=4位

「今日は複雑な気分だね。そのうちのひとつは今日のツキのなさだね。僕はリードしてたし、3ストップ作戦にしたら3台のマシンをトラックでパスしないといけなくなって。それは簡単じゃなかったよ。セブ（フェッテル）はピットストップで僕の前に躍り出て、その結果トップに戻るためにさらにオーバーテイクしないといけない回数が増えちゃってね。あとから考えれば3ストップ作戦は間違った選択だったけど、レース中のチームにとっては正しい方法だったんだと思う。4位に甘んじるワケにも行かないからフェッテルに仕掛けて行ったけど上手く行かなくてね。ポディウムのチャンスすらなくなって、それでパンクだからね。傷に塩を塗るようなもんだよ。初優勝したマックス（･フェルスタッペン）にはスゴい一日だったし、彼を祝福するよ。彼は仕事をキッチリやり遂げたし、今週末はみんなこの決定（ドライバーの交代）に疑問を持ってたけど、彼は今日、トップクラスのドライバーだってことを証明したね。マックスがポディウムに上がる光景を見てるのは僕にとってツラいことじゃないし、ツラいのは、僕がそこにいられなかったこと自体だよ。さ、モナコに目を向けて、次は2人でポディウムに上がりたいね」。