パワーユニットをモナコに向けて調整 — マクラーレン テスト・レポート【バルセロナ・テスト 初日】
マクラーレン・ホンダ【バルセロナ・テスト 初日 / コメント】
ドライバー:ジェンソン・バトン
ロケーション:バルセロナのカタルーニャ・サーキット (4.655km/2.892マイル)
周回数/km/マイル:86周/400.33km/248.712マイル
ベストラップ:1:23.753
テスト初日は日曜日にポイント・フィニッシュを決めたジェンソン・バトンが担当し、「MP4-31」を走らせた。
マシンの強化と準備に充てられた本日のテスト・プログラムは、
5戦を消化した現在、チームはヨーロッパ・ラウンドを通して引き続き改善をおこなっていくために、シーズンスタートから持ち込んだアップグレードを見直し、必要な基礎固めと多くの異なるパーツを評価した。
午前中の主な目的は、テストの早い段階からマシンにレーキ(格子状の大型センサーパーツ)を取り付けての空力の相関関係の確認だった。
午後の走行ではマシンの堅実な信頼性により、ロングランとレース・シミュレーションを消化した。
※本日のテストもドライバーのコメントは未公開です。
◆中村聡(本田技術研究所/チーフ・エンジニア)
「本日のパワーユニットのプログラムは、おもにモナコGPのレースに向けたセットアップを組むことでした。多くの低速コーナーからなるモナコのストリート・サーキットではエンジンには低いレヴレンジでの安定性が求められるため、私たちはポテンシャルをフルに発揮できるようにドライバビリティとパワーユニットのいくつかのモードの確認に取り組みました。明日も同じような作業を続けていくことを計画しています。トラブルフリーで一日に86周堅実な周回をこなすことができましたし、明日のテストが楽しみです」。
明日の担当ドライバー:ストフェル・ヴァンドーン(マクラーレン リザーブ・ドライバー)
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。