ピレリ、2017年型タイヤを公開
モナコで初披露となった大型化した2017年型タイヤ。
ピレリは28日(土)、モナコGPの舞台となっているモナコ-モンテカルロでサイズアップが決定している2017年タイヤのプロトタイプを初披露した。
来年から1周あたり4秒のタイムアップを狙って大きく変更となるレギュレーションにより、空力面の変更に合わせてタイヤもサイズアップすることが決定している。
フロント・タイヤは現在の245mmから305mmへ、リヤ・タイヤは現在の325mmから405mmへそれぞれサイズアップする。
また、タイヤの幅は現行型から25%サイズアップし、フロント・タイヤは現在より60mm以上、 リヤ・タイヤは80mm以上ワイドになる。
すでにFIA(国際自動車連盟)にタイヤの開発テストのスケジュール変更を許可された、ピレリは今年、割り当てられた合計25日間のテストをおこない、新型タイヤの開発を続けていく。
2012、2013、2014年型マシンに現行サイズのタイヤを使用したテストはすでに5月から始まっており、2017年サイズのタイヤに関しては、プログラム通りテストに参加するチームの協力を受けて8月からスタートする予定となっている。
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Photo by Pirelli & C. S.p.A. – Pirelli Tyre S.p.A