F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「カナダは素晴らしいサーキットだよ。どの場面でも要求が厳しくてとにかく集中力が必要だね。低速コーナーから高速コーナーへ素早く切り替わるから、ブレーキとパワーユニットへの負担が大きいってことを意味してる。基本的にマシンにかなり厳しいサーキットだから、パフォーマンスを台無しにしちゃう原因不明のトラブルとか技術的な問題を避けるために、一貫性はまず最初に焦点を合わせないといけないところだね」。

「モナコは僕にとってポジティブな結果だったよ。2台そろってポイント･フィニッシュができたし、追って来るうしろの集団と距離を保つことができたけど、まだやらないといけないことがたくさんあることはわかってる。僕らは間違いなく改善してるけど、先頭集団の中で闘えるようになるまではプッシュし続けてコンスタントに開発を続けていかないとね。モントリオールはモナコとはまったく違うから、素早く僕らのパッケージをサーキットに合わせて最近のいい流れを維持したいけど、それは確かにトリッキーだし、予想ができない週末だよ」。

「北米に戻ってカナダで時間を過ごすのがすごく好きだよ。今はヨーロッパ･シーズンに入ってるけど、地元の人たちはすごくフレンドリーで食べ物は素晴らしいし、いろんな文化が集まってって、雰囲気はヨーロッパにかなり近いね」。

「先頭集団には強力な戦闘力があるし、各チームがますます強くなって開発を推し進めてる。中段はかなりタイトだし、どのサーキットでもアドバンテージがあるチームが違ってくるみたいだから、予選でもレースでも、近い位置のライバルとの闘いは厳しくなるよ。チームはサーキットの要求に応えるようにセットアップにハードに取り組む必要があるし、グランプリ中はいろいろ起こる可能性があるから、僕らに何ができるか見てみよう」。