フェッテル、「チームの戦略を批判する理由はない」 — 【カナダGP (日)】

2016年6月13日

スクーデリア･フェラーリ【カナダGP 決勝 / コメント】

◆セバスチャン･フェッテル（シャシー314）

グリッド=3位 / 決勝=2位

「今日は素晴らしいレースだったし、毎ラップを楽しんだよ。トロフィーが一回り小さかったことだけが残念だね。チームが採った戦略を批判する理由はないよ。最初にピットに入ったときは速かったと思ったし、僕も入ったことに満足してたしね。タイヤの保ちはあんまり長くないと思ってたんだけど、結局はそうじゃなかったから。いい知らせはマシンが機能してくれたことで、僕らにとって（問題が起きない）普通の日曜日になったし、おかげで素晴らしいレースができたよ。シグナルが消えるタイミングに上手く反応して完璧なスタートを決められたよ。ほかのドライバーに気を取られずに自分のことに集中してたから、ターン1で（前の2台を）飛び越えていけたよ。トップを走れてきちんとプッシュできたことにすごく満足してるけど、最後のコーナーでたぶんプッシュしすぎちゃったんだろうね。もちろんラップごとにもうコンマ1〜2秒、それかコンマ3秒かコンマ7秒削りたかったけど、それでも素晴らしいレースだったと思うし、戦略もあるから過度にエキサイトするべきではないしね。僕としては、チームには戦略を立てる最高の人材がそろってると思ってる。マシンは改善してることもわかってるし、それにまだポテンシャルを秘めてることもわかってるから、まだ目指してるところにはたどりつけてないんだ。それから僕らは自分たちにプレッシャーをかけるべきだと思ってる。だって勝ちたいからね。僕らはチームとしてここに来て、ベストを尽くした。今週末はかなり接戦だったし、きっと次のレースもその立ち居地に着けるハズだよ」。

【翻訳：STINGER】

ドライバー顔写真：Ferrari S.p.A