堅実で安定した走行でトップタイムを記録 — マクラーレン テスト・レポート【シルバーストン・テスト 初日】
マクラーレン・ホンダ【シルバーストン・テスト 初日 / レポート】
ドライバー:フェルナンド・アロンソ
ロケーション:シルバーストン・サーキット (5.891km/3.660マイル)
周回数/km/マイル:105周/619km/384マイル
ベストラップ:1:31.290
フェルナンド・アロンソはシルバーストン・サーキットでおこなわれたインシーズン・テスト初日、マクラーレン・ホンダ「MP4-31」を走らせた。午前中はドライから始まり、午後は強い雨と強風に見舞われるというシルバーストンの典型的なドライとレインが入り混じるコンディションとなった。
変わりやすい天候によりチームはそれを活かし、本日のプログラムを通じてドライとレインの両方の異なるセットアップとドライとウェットのタイヤをテストした。
本日の走行プランは、空力パーツの相関関係と最近投入したアップグレードの風洞データとの検証に加え、これからの数戦に向けたセットアップの確認をすることだった。
本日のプログラムで集めたデータのいくつかは、来年のマクラーレン・ホンダのシャシー開発に役立てられる。
フェルナンドは信頼性の問題を抱えることなく本日のプランを完了し、タイム表の一番上に1:31.290を刻んで105周を記録した。
※ドライバーのコメントは未公開です。
◆中村聡(本田技術研究所/チーフ・エンジニア)
「本日のテストでは、イギリスGPでICU(エンジン)に加えたインテーク・システムのデータと機能の確認に集中しました。フェルナンドが堅実で安定した走行をしてくれたおかげで、信頼性とパフォーマンスの面で役立つデータを得られたので、エンジニアたちは今夜も引き続き忙しく作業に取り組むことができます」。
「ドライとウェットの両方のコンディションで多くの周回数をこなすことができましたし、すべての走行がスムーズだったので、われわれは初日の走行に満足しています」。
明日の担当ドライバー:ストフェル・ヴァンドーン(マクラーレン リザーブ・ドライバー)
【翻訳:STINGER】
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。