F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「スパ大好き！ オー･ルージュはいつもドライバーやファンの話題に挙がる伝説のコーナーのひとつだね。ただ、本当にスペシャルだよ。アップヒルのコーナーを抜けて行くときの感覚はいつもただただ素晴らしいよ。カレンダーで最長のサーキットってだけじゃなくて、平均速度も時速230㎞だからかなり速いよね！ だからマシンにとってはかなり過酷ってことを意味してる。ラップの3/4はフルスロットルなワケだしね。だから全チーム、全ドライバーはマシンのすべての側面をケアするためハードワークをこなさないといけないし、レース中に起きることには何でも素早く対処しないといけないよ」。

「重要なのは、いつもの通り信頼性だよ。スパはサーキットの特性から、消耗のレースになる傾向があるからね。MTC(マクラーレン･テクノロジー･センター)のみんな、それからさくら（ホンダ）のみんなは僕らのパッケージを限界まで高めるためにハードワークをこなしてくれてるし、その点から、スムーズなレースをエンジョイできればね。スパはキャリアの序盤からずっと好きだったんだ。今でも毎ラップ走ってみてスゴいって感じるし、僕をかならず笑顔にしてくれる。カレンダーの中でベスト･サーキットの一つとして難なく選べるし、間違いなく僕のお気に入りのひとつだから、僕らになにができるかみてみよう。堅実な週末にしたいね」。

「スパは伝説のクラシックの一つだよ。カレンダーの中で偉大なサーキットのひとつっていう評価に完全に値してるし、毎年必ず素晴らしいレースを演出してくれる。ヨーロッパが舞台のレースでは、僕はサーキットの横に着けてるモーターホームによく宿泊するよ。スパは雰囲気が素晴らしい、スペシャルな場所の一つだよ。ファンはすごく情熱的であちこちから集まってくれるし、彼らの前を甲高い雄叫びを上げながら通り抜けるマシンを見たがってるし、数週間ぶりの休み明けにホイールtoホイールのレースを観たくてウズウズしてるんだ」。

「コクピットに戻るのが楽しみだよ。夏休みは最高だったね。羽をのばして友達や家族と過ごせるいいチャンスだったよ。ほとんどをアメリカで過ごしたんだけど、それでもオリンピックでのチーム･イギリスの活躍の状況は追ってたよ。素晴らしいね！ スポーツにとって素晴らしい夏だったし、シーズン後半をスタートするうえでよりポジティブな結果を残したいね」。