F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「もちろん先週末はものすごくがっかりしたよ。僕のためだけじゃなくて、チーム全体のとこを考えるとね。ただ、これでクヨクヨしてたってしかたがない。それはただネガティブなエネルギーにしかならないからね。僕らにできることは次のレースに集中することで、チームのみんなもあのとき起きたことに傷ついてるけど、彼らは次は正しくこなせるようにするためにハードワークに取り組んでくれてることはわかってる。今回はこれまでで最悪のことってワケじゃない。確かに今回よりも悪いときはあったからね。僕は今回のことに構わず、残りの5戦で反撃するために、内側から強さを見出すよ。もしも先週末みたいなパフォーマンスを発揮して、マシンをまとめられるなら、まだチャンスは巡ってくる。鈴鹿は大好きなサーキットだし、僕はこの2年、そこで速かったから、その傾向が続いてほしいね。あそこではグランドスタンドからこの気持ちを吹き飛ばしてくれるファンタスティックな応援をしてもらえるってわかってるし、それがさらにやる気を出させてくれるよ。マレーシアのファンからのエネルギーはこれまであそこで感じた中で最高のものだったし、今は毎年彼らの（応援からもらえるエネルギーの）レベルが上がってる日本（GP）に向かうからね。彼らのこのスポーツへの熱狂っぷりは普通じゃないし、そこから本物のエネルギーをもらうよ。彼らが僕に送ってくれるすべての愛情と強さ（のこもった応援）に対して恩返しができるよう、幸運を祈ってる」。

【翻訳：STINGER】