リカルド「オースティンのトラックはヤバい」 — 【アメリカGP & メキシコGP プレビュー】
レッドブル・レーシング【アメリカGP プレビュー】
◆ダニエル・リカルド
— アメリカGPについて —
「オースティンのトラックはヤバいよ。大好き。エイペックスのワイドなターン1みたいなユニークな特徴があるし、そこを抜けるのに4台のマシンがサイドbyサイドで抜けられるよ。そこではオーバーテイクのチャンスがたくさんあるし、トラックのいたるところに楽しいポイントがあるよ。流れの速いセクションやヘアピンもあるし、僕らが好きな要素がトラックにたくさん詰まってる。オースティンの街も最高で、あそこの特性がすごく好きだね。そのナチュラルでワイルドな感じがあそこをクールにしてるし、(作られた環境ではなく)自然にそうなってる。昔ながらのバーや音楽の流れる会場はとにかくクールだね。ピートのピアノ・バーとレイニー・ストリートにはたくさんの地元の音楽があるし、その雰囲気はすごくナイスだし、今年はホテル・ヴェガスをチェックしたいね」。
— メキシコGPについて —
「去年のメキシコはかなりチャレンジングで、路面は真新しいからグリップレベルがすごく低くてね。(走行による路面の改善で)今年はもう少し楽しくなりそうだね。トラックにはいくつかクールなセクションがあって、スタジアム(・セクション)はちょっとゆっくり走るから、(そこで応援する)ファンの雰囲気を少し感じられるよ。去年はちょうど”死者の日※“のお祭りだったから、日曜日はレースのあとに街へ繰り出したよ。僕らは食事したりしたんだけど、みんなガイコツのコスプレをしてて、まるで映画の中にいるみたいだったよ。僕にとってオースティンとメキシコが連戦なのは素晴らしいよ。そこは僕らが行くのに一番適した場所の一つだし、時間を過ごすのがすごくクールな場所だからね」。
※死者の魂が戻ってくるとされている、映画「007 スペクター」にも登場したメキシコのお祭りで、ハロウィンと日本の”お盆”が混ざったようなイベント。期間中はコスプレや装飾など、街中が様々なガイコツで溢れ返る。
【翻訳:STINGER】
ドライバー顔写真:Infiniti Red Bull Racing / Red Bull Content Pool