F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「サーキット･オブ･ジ･アメリカズはどのマシンにとっても大きなチャレンジだよ。それぞれのセクターごとに要求してくるものがまったく違うからね。最初のセクターは正確さが求められるし、1コーナーには大きな上り坂だからブラインドになってる。高低差の変化がマシンに大きなプレッシャーをかけるし、それぞれのコーナーの出口でしっかりトラクションを利かせることが重要だね。あそこはとにかくドライブするのがエキサイティングなサーキットだし、コーナーリングで勢いを落とさないようにすべてのブレーキング･ゾーンで忙しく取り組まないといけないよ。高低差の変化もあるし、リズムはコンスタントに切り替わるからね」。

「北米に戻るのは素晴らしいよ。オースティンはすごくクールな場所だし、去年のレースでは不確定の要素（タイヤのパンクやメカニカル･トラブル）があったから、今回また戻れて満足してるよ。何が起こるか全く予測できないグランプリだし、去年は2周目でパンクしたにしても、プッシュできたし、フィールドの中で改善して行けたて、走っててすごい満足感を得られたから去年のお気に入りのレースのひとつだよ。天気はいつもちょっとサプライズがあるし、路面温度はセッションとセッションのあいだでしょっちゅう大きく変わるから、早めにセットアップを固めて週末の進行とともにぺースを改善したいね」。