F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

グリッド=1番 / 決勝=1位

「今週末はすごくいいぺースで走れたよ。マシンの感触はスタートからフィニッシュまで本当に力強かったし、去年と比べると違いはハッキリしてるよ。スタートは上手く行ったけどターン1までが長いし、みんな僕のトゥ（スリップ･ストリーム）を利用してた」。

「右フロントのブレーキディスクがフォーメーション･ラップで冷えちゃって、熱を入れられなかった。でも問題ないと思ったんだけど、ブレーキを踏んだら温度が上がってロックアップしちゃって、芝を横切っちゃったんだ。横切ってトラックの反対側に復帰できたからよかったよ」。

「（タイヤに）大きなフラットスポットができちゃって、かなりマズい状況だった。（タイヤの）振動で各ストレートの最後がかろうじて視認できる状況で、サスペンションが最後まで保つのかがわからなかった。（その後は）再発はしなかったし、タイヤが壊れたり早めにピットに入らずに済んで本当にラッキーだったよ。運よく（レースを）コントロ－ルできたし、かなり早い段階から流せたんだ」。

「今回で51勝目だなんてなんかクレイジーだよね。この結果を手にするのが今シーズンのかなりあとの方になったのは残念だよ。遅すぎたぐらい。マレーシアの一件がなければ今違うポジションに着けたとも言えるけど、でもそれがモーターレーシングだからね。僕にできることは、ベストを尽くしてこの2戦みたいに上手く行くことを願うだけだからね遅すぎることなんてないってことは歴史が証明してるし、だから今回みたいな今週末を繰り返せるようにプッシュして全力を尽くしてる。これまでここで勝ったことがなかったし、信じられないくらいのファンの前で勝てたのは最高の気分だよ」。

「今、僕の照準は完全にブラジルを向いてる。そこでもまだ勝ったことがないけど、来週もこういうパフォーマンスを発揮できればいいポジションに着ける。残りのレースもベストを尽くせたって感じることができれば、シーズンの最後に満足できるよ」。