オリバー・ターベイ、「2015年のマシンとは別物」 — 【バーレーン・テスト – 初日】
マクラーレン・ホンダ【最終日 / コメント】
◆オリバー・ターベイ(テスト&開発ドライバー)
「またマシンに乗れることを楽しみにしてたよ。最後にテストしてから2年経つしね。だからこのバーレーンで走れるチャンスを与えてくれたマクラーレン・ホンダには感謝してるよ。午前中に問題が出てトラックでの時間を大幅にロスしちゃったのはフラストレーションがたまるけど、僕にとってはF1のマシンに乗って走るすべてのラップが収穫だし、またマシンに乗れたのは素晴らしいよ」。
「今日の最後に数周走れたし、MTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)に戻ってマシンとシミュレーターの相関関係を照らし合わせるために十分マシンの感触はつかめたよ。きっとそれがファクトリーでの開発の助けになってくれるハズだよ。僕はシミュレーターでたくさんの仕事をこなすから、シミュレーターとトラックで実際に走った感触を照らし合せることができるのはすごく重要なことだよ。限られた走行しかできなかったけど、それでも僕は何かをやり遂げられたって感触があるよ」。
「チームのみんなはガレージの中で一生懸命に取り組んでたし、僕をトラックに送り出すために僕を助けてくれたみんなにお礼を言いたいね。僕にとって今日は、マシンとタイヤっていうパッケージ全体の感触を掴むことだった。僕がテスト・ドライバーになってから始まったチームとの関係は今年で8年になるし、最後にマクラーレン・ホンダのために走ったのは2015年だから、マシンの感触は完全に別物だね。それぞれのマシンを比べるのは難しいけど、僕がマシンから得た知識は重要だし、明日はストフェル(・ヴァンドーン)のプログラムをサポートしたいね。すごく役に立つはずだよ」。
「このテストに備えて3ヶ月前からハードなトレーニングをこなして来たし、前回僕が乗ったマシンよりも身体的な負担が大きくなってるのはわかってたから、僕は準備ができてるって感じてたよ。高速コーナーはかなり速く感じたし、ダウンフォース・レベルは僕が記憶してた当時のものよりだいぶ高くなってるから、今年のマシンは走るのがもっとずっと楽しめるようになってるんじゃないかな」。
次回の担当ドライバー:ストフェル・ヴァンドーン
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic