F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

木曜日恒例のドライバー記者会見。2部構成の会見パート1には次の3名が参加。

ヴァンドーンは今週末のパワーユニット、マクラーレンの将来のエンジンパートナーについて、ライコネンはタイトル争いでチームメイトをサポートする立場になった場合にどうするかについて、それぞれ質問に答えた。

ストフェル･ヴァンドーン（以下、ヴァンドーン）：毎戦でやってるように、シミュレーターで時間を過ごしたよ。何周も何周もね。少なくとも僕らのシミュレーターは信用できるし、だからそこでしっかり走り込めたよ！ それから、ここで去年おこなわれたGP2とF1のビデオも見たよ。オンボードの映像とかね。

ヴァンドーン：彼と話すチャンスがなかったんだけど、今週末はするつもりだよ。

ヴァンドーン：今回もストリート･サーキットだけど、モナコとはまったく違うタイプのトラックだし、ここではとにかく高いトップスピードに達するから、カナダに似た感じだね。僕らは大きな期待は持てないと思うけど、僕らにできる中でベストを尽くすよ。今週末をスタートするにあたって僕らはすでにいくつかペナルティを受けるっていうのは理想的ではないけど、そういう状況なワケだし、ベストを尽くすよ。もう少しレースでの走行に焦点を当ててるから、上手くいけばレース中は上手く立ち回れるかもしれないね。

ヴァンドーン：そう、僕もペナルティをもらう。多分僕らはグリッドのうしろからスタートすることになるだろうね。

ヴァンドーン：正直、そういうのは僕が決められることじゃないからね。確かに難しいシーズンスタートだった。誰にとっても理想的な状況じゃない。僕らはもっと前のグリッドで闘いたい。反撃する必要があるし、チームの方向性は正しいっていうことはかなりハッキリしてると思う。ある時期には僕らはまた速くなれると思うし、すぐにそうなってほしいね。

キミ･ライコネン：僕らはチーム内でできること、できないこと、チームが僕らに望むものと、すごくハッキリした役割を与えれてると思う。それには従うけど、（サポート役に回る状況かどうかが）僕にはわからないよ。僕がすでに計算上、タイトル争いから脱落してるなら、もちろん彼を助けるよ。それには何の問題もないし、これまでも問題はなかった。一番大事なことはフェラーリとしてトップに立つこと。それでセブ（フェッテル）が勝てるならそれでいい。僕に勝てる見込みがないならそうするのがスジだよ。チームをベストなポジションに着かせることができるように、フェラーリのために仕事をするのが第一だよ。

ヴァンドーン：話すのは難しいね、正直なところ。それはホンダに聞くべき質問だと思うよ。今週末はそんなに新しいことはないと思うし、劇的な変化はないと思うよ。