リカルド、「最後のリスタートが一番重要だった」 — 【アゼルバイジャンGP (日)】
レッドブル・レーシング【アゼルバイジャンGP 決勝 / コメント】
◆ダニエル・リカルド
グリッド=10番 / 決勝=1位
「これまで僕には退屈な(レース内容の末の)優勝はなかったし、今日も間違いなくそうだったね。すべてのカオスな状況が過ぎて赤旗が出たあとはポディウムに手が届くと思ったけど、ルイス(・ハミルトン)がピットに戻ってセブ(セバスチャン・フェッテル)がペナルティをもらったときには、勝てる可能性があるのは分かってたよ。昨日、予選でミスして10番手スタートが決まったあとにも言ったけど、今日はミスができないし、チャンスを逃せないレースだったし、今日の午後はできることはやり尽くせたと思うよ。後方からスタートだったし、予定外の早さでピット(ストップ)に入ったからポディウムに上がるか勝つ可能性はかなり低かったよ。しかも17位ぐらいにいたから。それで、状況がいいように運んでリスタートするごとにポジションを上げられたよ。最後のリスタートが一番重要で、あのとき(ランス・)ストロール、(ニコ・)フルケンベルグ、(フェリペ・)マッサ、それから僕がいて、ほとんど4台並んで走ってた。でも僕は3位に留まって、たぶんある意味それが勝利のカギだったんだと思う。隙を見つけたらブレーキをできるだけ遅らせてポジションを奪えるように全力を尽くしたよ。今日のマックス(・フェルスタッペン)は残念だったけど、この優勝はチームの中の誰にとっても素晴らしいことだよ。今週末全体的に僕らにとっていい週末だったと思うし、すぐに2台揃ってポディウムに上がりたいね。なんて日だったんだろう。クレイジーだし、実感が湧くまで時間がかかるよ」。
【翻訳:STINGER】
Photo by Red Bull Racing / Getty Images/Red Bull Content Pool
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。