ロン・デニス、マクラーレンとの関係に終止符
マクラーレンの株をすべて売却し、ひとつの時代が終わりを告げた。
マクラーレン・グループは30日、昨年11月までマクラーレン・テクノロジー・グループ(MTG)の会長兼CEOを務めてきたロン・デニスが所有していた同社とロードカー販売部門のマクラーレン・オートモーティブのすべての株を売却したことを発表した。
これにより、1980年からチームに加わり、ニキ・ラウダ、アラン・プロスト、アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネン、そして自身が育てたルイス・ハミルトンといったスターたちとともにチームを成功に導いてきたデニスはマクラーレンから完全に離れることになる。
新しくなったマクラーレン・グループも引き続きバーレーン・ムンタラカット・ホールディング・カンパニーとTAGグループが大株主となり、執行役員、執行委員会代表にはシェイク・モハメド・ビン・エッサ・アル・カリファが就任する。
【STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic