フェッテルが謝罪、これ以上のお咎めなし
その行為に対してレース中に10秒ストップ&ゴー・ペナルティを受けたのはフェッテルの方で、レース後もハミルトンにブレーキ・テストをされたと主張していたフェッテルだったが、自分に落ち度があったことを認め、3日(月)に自身の公式ウェブサイトに次のように謝罪の声明を発表した。
「リスタートの周、僕はルイスに驚いて彼のマシンのリヤに接触しちゃったんだ。あとから考えてみると、彼には少しも悪いとこはなかったと思う。ついカッとなってオーバーな反応をしちゃったし、ルイスに直接謝罪したい。それから、レースを見てくれていた人たちすべてにも。僕は模範的な態度をとっていなかったことは理解してる」。
「ルイスを危険にさらす意図はまったくなかったけど、僕が危険な状況を招いたことも理解してる」。
「だからFIAにも謝罪したい。今日、パリの議会での決定も、バクーでスチュワードに下されたペナルティも受け止めて尊重してる」。
「僕はこのスポーツが大好きだし、これからの世代のお手本になれるように、それを態度で示していく決意だよ」。
FIAはフェッテルの謝罪を受け入れ、ジュニア・フォーミュラ(若手ドライバー)の育成のために時間を割くことを条件にこれ以上の制裁を下すことはないと約束した。
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Photo byPhoto by Ferrari S.p.A /FERRARI MEDIA