どこかでつながっている
ピエール・ガスリーがアメリカGPではなくてスーパーフォーミュラの最終戦を選択した。ガスリーが乗るはずだったトロロッソにの代役が誰になるのか、気になっていた。
佐藤琢磨を推薦したかった。インディ500ウィナーなら、アメリカにとってF1にとっても、そしてもちろん日本のファンにとってもいいことだからだが、ブレンドン・ハートレーに白羽の矢が立った。
今週末の富士のWECでポルシェ919 HYBRIDをドライブするポルシェ・ワークスのブレンダン・ハートレーが、トロロッソのシートに納まってアメリカGPでF1にデビューする、という情報を聞いて、ふと気がついた。
トロロッソは、来年から、マクラーレンに代わってホンダ・エンジンの供給を受ける。ピエール・ガスリーは、ホンダエンジンを積むスーパーフォーミュラに参戦中というつながりがある。
では、ハートレーはと思ったら、やっぱりつながっていた。ハートレーはニュージーランド出身、そうマクラーレンの創始者ブルース・マクラーレンと同郷だった。
ということで、日本とつながっているハートレーを応援しよう!! 無理矢理であっても、こうした糸を辿ることで楽しむのもまた一興。
ちなみに、ニュージーランド出身のF1ドライバーは、ブルース・マクラーレンの他に、デニス・フルム、クリス・エイモン、マイク・サックウェルなど、有能なドライバーがいる。
[STINGER]山口正己