アロンソ、トヨタと正式契約!!
デイトナ24時間で足ならしを済ませたばかりのフェルナンド・アロンソが、トヨタTS050 HYBRIDをか手ルマン24時間に挑むことをTOYOTA GAZOO Racingが1月31日に明かにした。
フェルナンド・アロンソは、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴と組んでTS050 HYBRIDの8号車をドライブする。
もう1台の7号車は、昨年同様、マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペスのトリオに委ねられる。
チームは既にフランス西部自動車クラブ(ACO)へ参戦の登録を申請しており、ル・マン24時間レース2戦を含む全8戦からなる2018-19 シーズンに2台のハイブリッド車で参戦する予定で、「最大の目標であるル・マン優勝と共にシリーズ・チャンピオンを目指す」、としている。
フェルナンド・アロンソは、ルマンの前に、5月に開催される開幕戦スパ・フランコルシャン6時間レースでWEC LMP1のデビュー戦を闘い、F1と日程が重ならない2018-19 シーズンのWEC全戦に参戦する予定。
また、アンソニー・デビッドソンは、2014年WEC世界チャンピオンとしての経験を生かし、リザーブ兼開発ドライバーとしてチームに残ることも合わせて発表された。
フェルナンド・アロンソのコメント。
「ル・マン24時間レースに初めて参戦できることをとても嬉しく思っている。ル・マンは以前から参戦を夢見てきた。耐久レースは、F1のようなスプリントレースとは違うが、デイトナ24時間レースではその一端を経験し、本当に楽しむことができた。耐久レースで豊富な経験を持つセバスチャン、一貴の2人から学びながら、ともにレースをするのが楽しみだ。短時間で学ばなければいけないことも多いと思うが、心の準備は出来ている。開幕戦が待ち遠しい」
村田久武TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表のコメント。
「2018-19 WECは最大目標であるル・マン24時間レースが2回ある、特別なシーズンになる。新加入のフェルナンドはWECではルーキーになりますが、長年に渡るトップレベルでの活躍は周知のことであり、必ずチームに貢献してくれるものと信じている。チーム全員が彼とレースが出来ることを喜んでいます。耐久レースではチームの総合力が重要だが、なかでも今シーズンのドライバーに関してはレベルの高い強力なラインナップとなった」
photo by [STINGER]
photo by GAZOO RACING