マクラーレンのトラブル連発は「小さな問題」?—-カウントダウン企画 2018F1GP開幕まであと13日
新シーズンに向けて鼓動が高まる!!
(14日からつづく)
バルセロナのカタルニア・サーキットで行われた8日間のテストで、マクラーレンがスピードを持っていることを証明した。しかしトラブルも連発、【STINGER】は『ガラスのマクラーレン』と名付けた。
中には、時々いいタイムを出すので、『カスタネット』と揶揄する表現もあったりしたが、マクラーレンは、レースディレクターのエリック・ブーリエも、ザック・ブラウン代表も、フェルナンド・アロンソとストフェル・ヴァンドーンも、口を揃えて「トラブルはあるけれど、どれも些細な問題」と言い続けている。
テストの8日間、マクラーレンには以下のよう”些細な問題”が起きていた。
*オイル漏れ
*電気系統のトラブル
*タイヤ交換のミス
*アロンソの度重なるシケインカット
*オイル漏れは、漏らさないようにするだけでいい(と思える)。
* 電気系統のトラブルは、起こさないようにすればいい(と思える)。
*タイヤ交換のミスは、練習すれば解決する(と思える)。
*シケインカットは、無理しなければ解決する(と思える)。
さて、2週間後の開幕戦で、カスタネットは鳴るのだろうか。アロンソの母国スペインのフラメンコのように。
STINGER 山口正己
Photo by McLaren/COATES