メルセデス貫祿、ハース、ダークホースに名乗り。
トロロッソ･ホンダは決勝セットに専念か。 そして金曜日に注目を集めたハース。
2018年最初のフリー走行が、通常とは変速的に、12時からと16時からそれぞれ1時間半ずつ行われ、新たなシーズンがオーストラリアのメルボルン市街地のアルバートパーク特設コースで幕を開けた。
フリー走行1も2も、走行開始後にハミルトン＋メルセデスがトップタイムを記録したが、レッドブルとフェラーリが僅差で続き、それぞれ駿足であることをかいま見せた。
また、ハースF1チームのロメイン･グロジャンとケヴィン･マグヌッセンが上位に食い込んで、マシンのポテンシャルを証明した。
トロロッソ･ホンダは、ハミルトンが唯一の1分23秒台を記録した状況の中で、フリー走行2をハートレイ16番手、ガスリー17番手と低迷したかに見えたが、硬めのタイヤでロングランに集中、まずは耐久信頼性を武器にして決勝レースで上位を狙う作戦だ。それでもトロロッソ･ホンダはトップから2秒以内の差を保ち、進化を見せている。
特筆すべきは、ハースの活躍だ。特にグロジャンは、3強に食い込む6番手。まだ初日とはいえ、マグヌッセンも9番手を記録。本体のフェラーリとともに、フェラーリ･エンジンがレースを面白くしそうだ。
明日は、午後2時から1時間のフリー走行3、午後5時から1時間の予選が行われる。
◆フリー走行2結果
1. ハミルトン＋メルセデス 1分23秒031
2. フェルスタッペン＋レッドブル ＋0.127秒
3. ボッタス＋メルセデス ＋0.228秒
4. ライコネン＋フェラーリ ＋0.283秒
5. フェッテル＋フェラーリ ＋0.520秒
6. グロジャン＋ハース ＋0.717秒
7. リカルド＋レッドブル ＋1.790秒
8. アロンソ＋マクラーレン ＋1.269秒
9. マグヌッセン＋ハース ＋1.315秒
10. ヴァンドーン＋マクラーレン ＋1.354秒
11. サインツ＋ルノー ＋1.459秒
12. ペレス＋Fインディア ＋1.482秒
13. フルケンブルグ＋ルノー ＋1.532秒
14. ストロール＋ウィリアムズ ＋1.612秒
15. オコン＋Fインディア ＋1.957秒
16. ハートレイ＋トロロッソ ＋1.994秒
17. ガスリー＋トロロッソ ＋2.014秒
18. シロトキン＋ウィリアムズ ＋2.043秒
19. エリクソン＋ザウバー ＋2.883秒
20. ルクレール＋ザウバー ＋2.884秒
[STINGER]
写真素材： Haas F1 Team、Red Bull Toro Rosso HONDA
