カストロネベス最速、シボレートップ4独占。佐藤琢磨苦戦–インディ500予選初日
不安定な曇天のインディアナポリス･モータースピーウェイで、雨で中断を挟んでインディ500の予選初日が行なわれた。
最速タイムは、早めの出走で、4周平均を228.919マイル/hでまとめたエリオ･カストロネベス。2番手は、出走36台のほぼ最後、佐藤琢磨の後ろの34番目にアタックしたエド･カーペンティア。この結果、トップ4をシボレー･エンジン勢が占める初日となった。
昨年のウィナー佐藤琢磨は、223.221マイル/hからアタックを開始、4周の平均がカウントされる2周目以降を、226.371マイル/h、225.786マイル/h、224.135マイル/h 225.771マイル/hで走り、4周平均225.513マイル/hで28番手に甘んじた。順風満帆のフリー走行をこなした去年と違い、流れに乗れないままで予選を迎え、予選でもしっくりしない状態のままでアタックすることになった。
最後のバンプアウトで、女性ドライバーのピッパ･マンが弾かれたのはポテンシャル的に考えられたが、ベテランのジェイムス･ヒンチクリフが予選落ちを喫するというショッキングな結果となった。
予選は2日間に別れ、明日は、2日目が行なわれる。
◆第102回インディ500予選1日目
1. エリオ･カストロネベス C 228.919マイル/h
2. エド･カーペンティア C 228.692マイル/h
3. シモン･パジェノー C 228.304マイル/h
4. ウィル･パワー C 228.194マイル/h
5. セバスチャン･ブルデー H 228.090マイル/h
6. スペンサー･ピゴット C 228.052マイル/h
7. ジョセフ･ニューガーデン C 228.049マイル/h
8. スコット･ディクソン H 227.591マイル/h
9. ダニカ･パトリック C 227.610マイル/h
10. アレクサンダー･ロッシ H 227.561マイル/h
29. 佐藤琢磨 H 225.613マイル/h
30. グラハム･レイホール H 225.407マイル/h
【STINGER】
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