50年振りの富士24時間大成功!!–2018スーパー耐久第3戦
総合優勝はY’s distraction GTNETGT-R。喜びの表彰台。
富士スピードウェイで、50年振りの24時間レース『ピレリ スーパー耐久シリーズ2018第3戦富士SUPER TEC24時間レース』が静岡県の富士スピードウェイで開催され、成功裏にチェッカードフラッグが振られた。
レースは、初夏の好天に恵まれた絶好のコンディションの中で、6月1日金曜日に行なわれた予選を皮切りに、2日土曜日15時にスタート、24時間後の3日日曜日午後3時にゴールするスケジュールで進み、3日間合計で3万5300人（金曜日:2,800人/土曜日:16,700人/2日曜日:15,800人）が来場し好評のイベントとなった。
レースは、ポールポジションを奪ったST-X クラスのENDRESS GT-Rのリードでスタートしたが、朝を迎えてトラブルで後退、代わってトップに立った Y’s distraction GTNETGT-Rの浜野彰彦選手/星野一樹選手/藤波清斗選手/安田裕信/Sun Zheng組が、トラブルを乗り越え、759 周(走行距離 3,463km)を走破して総合優勝を飾った。
ST-TCR クラスでは m-1 CARFACTORY RS3 LMS (#75)が、ST-1 クラスではＤ’station Porsche cup (#47)、ST-2 クラスでは新菱オート☆DIXCEL エボⅩ(#6)、ST-3 クラスでは埼玉トヨペット Green Brave GR SPORT マーク X (#68)、ST-4 クラスでは Sunoasis 田中建築 86 (#55)、ST-5 クラスでは村上モータース MAZDA ロードスター(#88)がそれぞれ記念すべきレースのクラス優勝を達成した。
注目されたのは、24時間という久々の耐久レースだけでなく、さまざまなアトラクションや展示出展など、24時間の長丁場の観戦/滞在を楽しむための充実したコンテンツ。場内のP16駐車場ではキャンプビレッジや、様々なタイプのキャンピングカーを展示した「FSW CAMPING CAR VILLAGE」などが用意され、レースファンの枠を超える好評を呼んだ。
また、小山町モータースポーツ協力会による、「豚汁配布」や「陸上自衛隊装備品展示」、「和太鼓演奏や民謡の演舞」などが行われ、夜間イベントとしては「キャンプファイヤー」や「打ち上げ花火」、「スポーツバー」も実施、24時間を広大なサーキットという環境で楽しめるお祭りとして盛り上がりをみせ、永年開催を望む声が上がった。
◆2018富士24時間レース総合トップ10＆クラス優勝
1. 99 Y’s distraction GTNETGT-R（672周）
浜野彰彦／星野一樹／藤波清斗／安田裕信／Sun Zheng
2. 83 Phoenix racing Asia R8
Lim Keong Wee／Marchy Lee／Melvin Moh／Max Hoffer
3. 777 D’station Porsche
星野敏／荒聖治／近藤翼／元嶋佑弥
4. 81 J-Fly Racing RC-F
Jeffrey Lee／Andre Couto／川端伸太郎／TBN
5. 244 MAX Racing RC-F
GoMax／田中哲也／佐藤公哉／土屋武士
6. 3 ENDRESS GT-R
YUKE TANIGUCHI／山内英輝／銘苅翼／峰尾恭輔／砂子塾長／山田真之亮
7. （ST-1優勝）47 D’station Porsche cup
星野辰也／織戸学／浜健二／小林賢二／リ ジョンウ
8. (ST-3優勝)68 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORT マークX
服部尚貴／脇阪薫一／平沼貴之／番場琢／菅波冬悟
9. 62 DENSO Le Beausset RC350
嵯峨宏紀／宮田莉朋／石浦宏明／平手晃平／山下健太
10. 51 DIAMANGO Cayman
石原将光／細川慎弥／池田大祐／余郷敦／坂本裕也
12. （ST-TCR優勝）75 m-1 CAFACTORY RS3 LMS
塚田利郎／蘇武喜一／清瀧雄二／松本和之／山路幸宏／渡辺忠司
16. （ST-2優勝）6 新愛オート☆DIXELエボX
冨桝朋広／菊地靖／大橋正澄／成澤正人／藤井芳樹／古山節夫
17. （ST-4優勝）884 林テレンプSHADE RACING 86
平中克幸／HIRO／HAYASHI／吉田広樹／国本雄資
32.（ST-5優勝）88 村上モータースMAZDAロードスター
村上博幸／雨宮恵司／吉田綜一郎／脇谷猛／中根邦憲／杉野治彦
STINGER
photo by Super耐久
