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ルマン・テストデイ、トヨタ陣営のコメント

3日に、ルマン24時間に向けてテストデイが行なわれ、トヨタが1、3位、間にノンハイブリッドのレベリオンが食い込み、主催者の性能調整は、狙い通りに進んでいると言えそうな興味深い展開になった。

8 トヨタTS050 HYBRIDで最速タイムを記録したルマン初挑戦のフェルナンド・アロンソは、「チームに取ってもとても良い一日になったと思う」とし、本番に向けて、以下のようにコメントした。

「2週間後に控えた偉大なレースを前に、上々の内容でテストを行うことができた。TS050 HYBRIDは最初から素晴らしい感触で、テストは順調に進んだ。私自身は、サーキットになじむため、十分な周回を重ねることもできた。ここにくるまでに、シミュレータや過去のオンボードビデオを観察したが、実際にコースを走るのはとても新鮮。有意義な一日になったし、十分楽しんだ」

また、3番手タイムを記録した7 トヨタTS050 HYBRIDの小林可夢偉は、同じく、「上出来の一日」とし、本番への豊富を語った。

「本番のコースでのドライビングを確認し、リズムも掴めて、今日の内容には満足している。テストデーは、まだ本番の独特に雰囲気ではないが、ル・マンにまた来られたことは嬉しい。世界でも最高のサーキットのひとつであるここを走るのはいつでも格別の体験だ。レースウィークが始まるのが本当に楽しみです」

フェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ブエミとトリオを組む中嶋一貴は、「ル・マンで再びTS050 HYBIRDをドライブ出来て、本当に興奮した。午前中はコースコンディションが思いのほか良く、車両の感触も最高だった。午後の私が走った時間の大半は、セーフティカーに遮られてしまいましたが、決勝レースでセーフティカーには何度も遭遇する、といういう意味では有意義な準備ができたと思います」

同じく、セバスチャン・ブエミは、「大きなトラブル無く、多くの周回をこなすことが出来、とても順調な一日だった。私個人としては、コースに出たタイミングが悪く、あまり充分な距離を走ることはできず、完璧な車両に仕上げるためには、もう少しデータの分析と準備作業が必要と思っている。来週からのレースウィークで、総てをチェックし、セットアップを徹底的に詰めて決勝レースに臨みたい」

◆WEC第2戦 ル・マン24時間 公式テスト結果(LMP1クラス)
1. 中嶋一貴/S.ブエミ/F.アロンソ トヨタ TS050 HYBRID 3:19.066
2. M.ベシェ/T.ローレン/G.メネゼス レベリオンR13・ギブソン 3:19.680
3. 小林可夢偉/M.コンウェイ/J-M.ロペス トヨタ TS050 HYBRID 3:20.008
4. N.ジャニ/A.ロッテラー/B.セナ レベリオンR13・ギブソン 3:21.344
5. V.ペトロフ/M.アレシン/J.バトン BRエンジニアリングBR1・AER 3:21.603
6. ステファン・サラザン/I.オルトツェフ/M.イサアキャン BRエンジニアリングBR1・AER 3:21.761

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photo by GAZOO RACING

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