アロンソの300戦(2000開幕戦オーストラリア~2018第7戦カナダGP)
フェルナンド・アロンソがカナダGPでF1GP300戦を迎える。デビューの2000年から19年間の歩み。
2001年(ミナルディ):デビュー。トロロッソの前身のミナルディだった。その年の日本GPの1コーナーでの鋭くかつスーパースムーズなブレーキングで光るものを見せ、通の間では未来のチャンピオンを予感させた。しかし、マシンのポテンシャル不足で最高位は10位。
2002年:浪人。
2003年(ルノー):1年間の浪人を経てルノーのレギュラードライバーに。2戦目でいきなりポールポジション。表彰台の常連となり、8月のハンガリーGPでポールポジションから初優勝。
2004年(ルノー):ポールポジション1回で最高位は2位。
2005年(ルノー):7勝、表彰台15回の快進撃でワールドチャンピオンに輝く。2008年にルイス・ハミルトンに破られるまで最年少ワールドチャンピオンの記録を保持。※現在でも、フェッテル、ハミルトンに次ぐ史上3番目。
2006年(ルノー):7勝で2年連続ワールドチャンピオンに輝く。
2007年(マクラーレン):トルコGPで100戦目。マクラーレンに移籍、4勝し、ルイス・ハミルトンと同ポイントだったが、キミ・ライコネンに1点差でタイトルを奪われた。ルイス・ハミルトンとの黄金コンビが誕生したが、ロン・デニスとルイス・ハミルトンの蜜月関係に嫌気が差し、1年間でルノーと復縁。
2008年(ルノー):ルノーに移籍。2008年に2勝。
2009年(ルノー):ポールポジション1回のみ、表彰台に僅か1回だけのルノーを見限って、フェラーリへ。
2010年(フェラーリ):5勝を記録するが、レッドブルのセバスチャン・フェッテルに4点届かずシリーズ2位に甘んじた。
2011年(フェラーリ):1勝に留まり、シリーズ4位。
2012年(フェラーリ):2013年は3勝を記録したが、再びセバスチャン・フェッテルに僅か3点でタイトルを譲った。
2013年(フェラーリ):マレーシアで200戦目。優勝2回で選手権2位。終盤の9連勝を含む13勝のセバスチャン・フェッテルに大差をつけられた。この年5月のスペインGPが最後の勝利。
2014年(フェラーリ):1勝もできずにシリーズ6位に終わった。
2015年(マクラーレン):ホンダのパワーユニットを搭載するマクラーレンに移籍したが振るわず。最高位は5位。僅か11ポイントでシリーズ18位。
2016年(マクラーレン):優勝争いからは遠く、最高位5位。
2017年(マクラーレン):インディ500に参戦して、モナコGPをパス。最高位は6位。
2018年(マクラーレン):ホンダからルノーにパワーユニットを変更したマクラーレンで活躍を期したが、第6戦モナコGP終了時点で最高位は5位。
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photo by active pictures/FERRARI MEDIA/McLaren[STINGER]